害虫駆除業者に任せたい 危険性の高い蜂の駆除について解説
一口に蜂と言っても、その蜂がどのような種類の蜂なのか分かるでしょうか。
見た目も生態も、攻撃性の有無も種類によって異なります。
ここでは、蜂の種類とその巣の特徴、そして予防法や害虫駆除業者についてご紹介しておきます。
蜂の種類や特徴
ここでは、全国的に多い「スズメバチ」と「アシナガバチ」についてご紹介します。
スズメバチ
体長はほかの蜂と比べると大型です。オレンジ色(黄色)と黒色のしま模様をしています。活動時期は5~11月です。
スズメバチの巣は、雨風をしのぐことができる場所にかけられることが多いです。見た目は、マーブル模様の丸い形をしています。
この蜂の最大の特徴は毒針があることです。続けて刺されると、人によってはアナフィラキシーショックを引き起こし、命に関わる重体になることも。
アシナガバチ
手足が長い割に、細い胴体が特徴です。黄色の縞模様や斑点模様の種類が多く、活動時期は4~10月です。
アシナガバチの巣は、軒下、ベランダ、高い木などの開放的な場所にかけることが多いです。蜂の巣のなかでも、作り始めは傘を開いた形をしているのに、出来上がるころには円盤の形になるのが特徴的な巣作りを行います。
スズメバチに比べるとおとなしく、巣に近づかない限り、攻撃されることはありません。
予防について
蜂の巣をつくられないか不安になるかと思います。予防法としてもっとも手軽なのは「蜂・害虫駆除スプレー」や「木酢液」を用いることです。
巣をつくり始める頃から予防することがポイントです。毎年4月〜5月頃に巣づくりを行うので、害虫駆除用のスプレーで予防する時期は4月頃です。
蜂・害虫駆除スプレーを噴射しておきます。さらに、蜂の巣は通気口やフードにもかけやすいので、網などのフィルターを張る方法も効果的です。
ですが、住まいの近くに巣があると、刺される危険があります。個人で害虫駆除や対策を行うことは危険性も高いので、蜂の巣を発見したら害虫駆除業者に依頼し、適した害虫駆除を行ってもらうほうが安心できます。
もしも、様子を伺おうと蜂の巣に近づいて蜂に刺されてしまった場合には、その場所から早く離れることです。蜂は人の姿が見えていればすぐに飛んできて攻撃を繰り返します。そのため、蜂から見えない場所まで静かに移動しましょう。
まずは安全を確保することを優先します。その蜂が小さなミツバチであれば、患部の毒針をピンセットなどで抜き、専用の吸引器で毒を取り除きます。しかし、専用の器具もないのなら、刺された箇所の周囲をつまんで毒をしぼり出しながら流水でよく洗い流しましょう。そのあと、病院へ。
スズメバチの場合にはアナフィラキシーショックによる症状が現れる危険性もあります。救急車を呼ぶか、病院を受診しましょう。
害虫駆除業者について
軒下、天井裏、庭の植樹などに巣を発見したら、害虫駆除業者に依頼をします。相談するとすぐに業者が訪問し、調査してくれます。
専用機材で安全に蜂の巣を除去してくれたり、蜂個体も駆除します。害虫駆除したあと、その場にいなかった蜂が戻ってくることもあります。そうした対応まで行うので安心して依頼ができるでしょう。
巣ごと害虫駆除する業者のなかには、ライセンス資格を取得したプロスタッフが対応してくれることもメリットです。
さらに、専用器材を用いて、徹底的に調査します。そのため、土のなかに巣をつくるタイプの蜂でさえも、安全に害虫駆除ができると言われています。
おわりに
気をつけたいのは、毒性や攻撃性の高いスズメバチです。一口にスズメバチと言ってもオオスズメバチやキイロスズメバチなど、さまざまな種類がいます。
巣の周りをウロウロするだけでも攻撃してくることがあるため、むやみに近づかないようにしましょう。
蜂を発見したらすぐに相談、それにより居住空間を守ることができます。
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