害虫の一種となる蟻は早めの害虫駆除によって被害を最小限にとどめられます

私たち人間やペット、家畜、農作物などに被害を与える虫は害虫と呼ばれています。
害虫には、さまざまな種類がいます。

また、害虫駆除は、薬を散布するなど、さまざまな方法を使って行われます。
害虫は、毒を持ち人や家畜の血を吸ったりすることで直接の被害を与えます。

害虫には、病原体を媒介するものなど、さまざまな種類がいます。
身近な害虫として代表的なものは、ハエ、蚊、ゴキブリ、ダニ、蟻などがいます。

蟻の種類や性質について

身近にいる蟻も害虫のひとつです。
普段、庭や身近な場所で見かける蟻なので無害に感じますが、屋内に侵入すると砂糖やお菓子に集まるなどの被害が生じます。

また、人に咬みついたりすることもあるため蟻といってもバカにすることができない害虫の一種です。
近年、蟻の被害として話題となっているのが外来種の蟻です。

外来種の蟻の中には、土のない場所でも巣を作ることができます。
そのため、家の中の隙間や壁紙の裏などに巣が作られ大繁殖してしまうことがあるようです。

このような状況になると、害虫駆除作業が非常に厄介になってしまいます。
害虫である蟻は、大きく分けて二種類に分けられます。

ミミズや虫の死骸を運ぶ蟻が雑食性の蟻。溶けた砂糖や植物に寄生しているアブラムシの蜜を好む吸蜜性の蟻です。
これらの蟻は、それぞれに特徴があります。

雑食性の蟻は、民家周辺に多く生息しています。
種類によって大きさが違いますが、小さい蟻で約２ミリ。大きい蟻で約4.5ミリのサイズです。

砂糖をはじめ蜜を好む吸蜜性の蟻は、雑木林など緑が多いところに生息しています。
大きさは、約2.5ミリから3ミリと小さなサイズの蟻がほとんどです。

害虫となる蟻を発見したときの害虫駆除方法について

家で蟻や蟻の巣をみつけた場合は、すぐに駆除することをおすすめします。
蟻の害虫駆除剤は、市販でも販売され手軽に入手することができます。

蟻の害虫駆除は、どんな場所で蟻を見つけたかによって駆除方法が違います。
屋外で発見した場合の害虫駆除方法は、害虫駆除剤を蟻の巣に対して噴射するエアゾールタイプが便利です。

他にも、液体シャワータイプがあり、こちらは蟻の巣や蟻の通り道に撒く方法で害虫駆除をします。
液体シャワータイプの害虫駆除剤は、巣穴の中の蟻、巣の周りの蟻もまとめて駆除でき非常に便利なものです。

屋内で蟻を発見した際の害虫駆除と予防はスプレータイプがおすすめ。
蟻は、家の中に侵入してくることがあります。

万が一、屋内で蟻を発見したらスプレータイプの害虫駆除剤で速効退治しましょう。

この際、蟻が侵入してくる可能性があるサッシやドアなどの隙間などに対し害虫駆除剤をプッシュすると1か月ほど、その効果を持続させることができます。

蟻は、市販の害虫駆除剤を使って駆除することもできますが被害が大きい場合には、害虫駆除のプロに依頼することがおすすめです。

蟻の害虫駆除では、蟻の生態から女王蟻を駆除することがポイントです。
女王蟻以外の働き蟻を駆除しても、卵を産む女王蟻を駆除しない限り害虫である蟻の繁殖を止めることができません。

蟻の害虫駆除では、殺虫剤と毒餌が使用されます。家の中で蟻を発見した際は、殺虫材で駆除するのが一番です。
次に、毒餌を使って蟻の巣を駆除します。

蟻の巣が、どこにあるか分からない場合は毒餌を使います。
蟻の生態として、発見した毒餌を巣まで運んでいきます。
この方法を使うと巣の中にいる女王蟻も駆除することができるでしょう。

私たちの身近にいる蟻ですが、大量に発生すると害虫になってしまうこともあります。
万が一、蟻を発見したら害虫駆除を行いましょう。

蟻の害虫駆除剤は市販にも販売されており、それらを活用するのもおすすめです。
また、普段から蟻を発生させないように、エサになるものをそのまま置かない、忌避剤を撒く、屋内外の掃除をするなどしましょう。

普段から気をつけることで、蟻の発生を防ぐことができるでしょう。