シロアリによる被害について③
シロアリの駆除方法
シロアリを駆除するには、『自分で駆除する場合』と『業者に依頼して駆除してもらう場合』に分かれます。
シロアリは、素人が中途半端に駆除してしまうことで、余計駆除が難しくなる場合もあるため、
予算を考えながらベストな方法を選ぶことが重要です。
自分で駆除する場合
自分で駆除する場合、『薬剤散布法』と『ベイト(毒餌)工法』の方法があります。
それぞれメリット、デメリットがあるため、状況に合わせて効果的な方法を選択しましょう。
・薬剤散布法
薬剤散布法は、シロアリ駆除用の薬剤を使って駆除する方法となります。
散布する場所は主に建物の床下か木材となっており、
床下の土壌に散布することで地下のシロアリが地上に出てこなくなるため、予防としても効果的となります。
木材に散布する場合は、表面に塗布する場合と、穴を空けて木材の内部に注入する場合があります!
薬剤散布法は即効性と、その後シロアリを寄せ付けない予防効果がありますが、
赤ちゃんやペットがいる場合は、薬剤が体内に入らないよう注意する必要があります。
また、床下はシロアリ以外の害虫、害獣がいる可能性もあるので注意しましょう。
・ベイト工法
ベイト(毒餌)工法は、シロアリ駆除剤を混ぜた餌をシロアリの移動ルートに設置してシロアリを駆除する方法となります。
薬剤を使うのに比べて赤ちゃんやペットに気を遣わずに駆除できます。
毒餌を食べたシロアリはすぐに死に至るわけではなく、巣へ戻り毒が伝染されるため、
巣全体に毒が周り、女王アリや王アリに伝染されればシロアリを全滅させることができるのです。
しかし、ベイト工法は薬剤散布法と異なり、即効性が無く、予防としての使用は難しくなります。
被害が小さい時であれば効果的となりますが、既に被害が大きくなってからの使用はおすすめ出来ません。
また、毒餌の効果的な置き場所は知識や経験が必要なので、素人が設置しても期待通りの効果が出るかは保証できません!
素人の駆除は被害を拡大させることもある
シロアリは生命力が弱く、市販されているシロアリ駆除剤などで除するのそれほど難しくありませんが、
家に潜むシロアリを全滅させるとなると話は別になります。
シロアリは常に移動しながら餌を探しており、
運よくシロアリの被害にあった柱を見つけたとしても、まだそこにいるかは分からないのです。
下手に薬剤などを使用してシロアリを刺激してしまい、
一時的に被害が減っても、再びシロアリが巣を作り始めてしまうこともあります。
二度目では組織を分けてしまうことになるので、一度目よりも全滅させるのが難しくなってしまいます。
また、シロアリ駆除剤ではなく、通常の殺虫剤を使用した場合、
羽アリの死骸や羽が殺虫剤の油によってくっついてしまい、掃除するのが大変になる場合もあります。
シロアリを全滅させるのに大切なのは、薬剤を使うまえにシロアリがどこにいるか、
どこにどれくらい被害があるのかを正確に把握して、駆除剤を使用することとなります。
しかし、これはなかなか素人では難しいため、多少お金がかかってもプロにお願いするのが得策でしょう!
業者に依頼して駆除してもらう場合
シロアリ被害を確実に抑えたい場合は、プロの業者に依頼することが最もおすすめです。
シロアリの習性を熟知しているプロであれば、一度の駆除作業でシロアリを全滅させることが可能なため、
駆除作業をした後にシロアリが残っている可能性が極めて低くなりますよ。
中途半端な対策は危険
最も厄介なことは、シロアリを駆除しようと中途半端に対策することで余計駆除が難しくなる点です。
シロアリは普段集団で生活していますが、
駆除をしようとして失敗するとシロアリの集団が複数に分かれて全滅させるのが難しくなるのです。
生命力が弱いシロアリは個体を駆除すること自体は大変ではありませんが、
全滅させるとなると、豊富な知識や経験が必要となります。
シロアリの駆除剤は大量に市販されていますが、効果的に使用できないと逆効果になる場合もあります!
長期的にシロアリ被害の心配をなくしたい場合、多少の出費を覚悟で業者に依頼するのが最も効果的と言えますよ。
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