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ゴキブリの生態とは?ゴキブリが出る原因など解説!

 

害虫の中でも身近な存在であるゴキブリですが、その発生原因は意外と知られていません。
どこからやってきて、どのように増えるのか知ることで、ゴキブリが湧かないように対策を採ることができます。
今回はゴキブリの生態や習性をご紹介いたします。

 

ゴキブリ生態

ゴキブリは化石の発見により、少なくとも今よりおよそ3億4000万年程前には存在していたことが分かっています。
しかし、古代のゴキブリは現生のゴキブリと見かけは似ていても、体の構造は少し違っていました。
ゴキブリが人類の居住空間に住み着くようになったのは、約200万年程前だと言われています。
北京原人の住まいに住み着くようになり、それ以来、人類同様地球上の至る所で見られるようになりました。

 

ゴキブリの習性

古代から存在する有力な昆虫であるゴキブリは大変しぶといことと思います。そんなゴキブリでも習性があります。
習性を知り尽くせば繁殖をコントロールすることができるため、ゴキブリ制圧に一歩近づきます。
ゴキブリの習性の一部をご紹介します。

 

・水がなければ生きられない
・潤滑油に弱い
・昼間は隠れていることが好き
・密室空間だと共食いをする
・味や香りが付いた物なら紙、木片、革なども食べる

 

ゴキブリの豆知識

【ゴキブリの食物】
家屋侵入性のゴキブリは全て雑食性です。何でも食べますが好物はでんぷん、油脂、肉、チーズなどです。
硬い物より柔らかい物、大きい物より小さい物の方が喫食率は高くなります。
食べ物とは別に水を良く飲みます。水が飲めないと比較的早く衰弱します。

 

【ゴキブリの嗅覚】
ゴキブリは触覚で臭いを感じ取ります。食べ物の臭いとゴキブリ間のフェロモンです。
食べ物の臭いよりもフェロモンの方を拡く感じ取ることができます。
食べ物の臭いを感じ取れる距離は約4~5立方メートル程度の範囲です。

 

【ゴキブリの耐性】
ゴキブリには一定の有効成分の殺虫剤を使用し続けるとその有効成分に耐性ができてしまい、
その殺虫剤の効果が無くなってしまう個体群が出現してしまします。
そのため複数の有効成分の殺虫剤を併用するのが効果的です。

 

ゴキブリが発生しやすい時期

「そういえば、寒い時期にはゴキブリの姿をあまり見かけない」と気づいている方も多いことでしょう。
ゴキブリは高温多湿な環境を好むため、夏に活動が活発化します。
春から秋に成長し、約25℃程を超えると繁殖活動も活発になります。
冬が近づくと活動が鈍くなるものの、暖房の効いた家の中など、約20℃以上の温度の場所には1年中生息しています。

 

ゴキブリが発生しやすい部屋はどんな部屋?

ゴキブリの生態がわかったところで、実際にゴキブリが好んで住んでしまう部屋はどんなところか、ご説明しましょう。

 

【キッチンが汚い】
水気の多いキッチンには、食べ物も豊富にあるためゴキブリの好む場所です。
食べ終わった食器をそのままにしたり、食べ残しや生ゴミの放置も危険です。

 

【排水口も清潔に】
排水口は掃除を怠ると、臭いやぬめりの原因になります。ここをきれいにして、ゴキブリを寄せ付けないようにしましょう。
段ボールを置かない
ゴキブリが段ボールを好むという話を耳にしたことはありませんか?
温かい環境と、隙間が多いこともあり、ゴキブリにとっては快適な環境になってしまいます。

 

【観葉植物を置いている】
植木鉢や土の部分も好みます。肥料を餌にして寄ってきてしまうこともありますので注意しましょう。

 

ゴキブリが好む環境にしないこと

ゴキブリの発生を食い止めるには好まれる環境を作らないことが大原則です。
餌になるものを置かないこと、湿気やゴミや汚れを溜めないことなど、清潔な部屋にしておけばいいのです。
それでも、万が一発生してしまった場合は、自分で駆除をするのもいいですが、
やはりプロを呼んで駆除してしまうことが安心です。