害虫には、さまざまな種類がいます。
蜂もその中のひとつです。
蜂は、分類上で蟻に近い種類です。蜂も蟻と同じように、仲間同士集団で生活する社会性昆虫です。
蜂にはさまざまな種類がいます。
私たちの生活で身近な種類ではスズメバチ、アシナガバチ、ミツバチではないでしょうか。
これらの蜂は、種類によって危険性や巣がある場所もそれぞれで違ってきます。
蜂の種類によって違う攻撃性や危険度について
私たちの身近な蜂には、いくつかの種類がいます。
蜂は、その種類によって家などの軒下、木の枝、崖、屋根裏などさまざまな場所に巣を作ります。
蜂は人を刺すという厄介な昆虫です。
蜂の種類によって攻撃性や威嚇性が強いものもいて、巣に近づくだけで攻撃してくるものもいます。
ミツバチなどは、刺激を与えなければ攻撃をしません。
全ての蜂が、攻撃性が高く危険度が高いということではありませんが、遠目にはどのような種類の蜂かということが判断しにくい場合もあるため注意が必要となるでしょう。
蜂の危険性、害というと人を刺すことです。
ミツバチの場合、一度刺すと針がちぎれ死に至ります。
スズメバチの場合は、ミツバチとは違い何度もさすことができます。
蜂の針は、産卵管なので刺すことができるのは雌だけです。蜂に刺されると、痛みと発赤が生じ、かゆみが出る場合があります。
また、アナフィラキーショックにより激しい全身症状が現れます。最悪の場合、死に至ることも。
蜂の巣を発見した場合には、蜂の駆除業者に依頼し適切な方法で蜂の巣を駆除してもらうことが重要です。
蜂の駆除のために必要な駆除剤には市販のものもあります。そのため、自分で蜂の巣を駆除することもできます。
ただし、市販の駆除剤では蜂の巣の大きさなどに制限があります。
大きな蜂の巣を発見した場合には、専門の駆除業者に依頼するのがよいでしょう。
蜂の巣を駆除する際には、駆除をする時間帯や駆除に適した服装があります。
このことからも自分で蜂の巣を駆除するのではなく、駆除業者に徹底的な駆除を依頼する方がよいといえます。
蜂の習性を知り、巣作りを予防すること
蜂には、習性があります。
蜂の被害にあわないためには蜂の習性を知ることも大切です。
例えば、蜂は黒いものに対して攻撃をする習性を持っています。
そのため、山など蜂がいるような場所に行くときは、白い服装や帽子がおすすめです。
万が一、蜂の巣を見つけたら近づかないことです。
蜂に刺された場合は、刺された場所の毒を絞りだし、流水で洗い冷やすことが大切です。
スズメバチの被害に遭った場合は、病院に行くことも必要です。
ミツバチやアシナガバチの場合も、蕁麻疹などの症状がある場合は病院に行く必要があります。
過去に蜂に刺されたことがある場合も、アナフィラキシーショックによりショック死することがあるため病院に行く必要があります。
このように、蜂に刺されると死に至るケースもあるため適切な処置が必要となります。
自宅周辺では、蜂が巣を作る可能性のある場所に市販の蜂を駆除するスプレーなどを利用し、予防することも効果的です。
蜂の種類によって攻撃的な蜂がいることから肌の露出を避けることも大切です。
この時、スズメバチの巣を発見した場合は、蜂を駆除する専門業者に依頼しましょう。
自分で対処しようとせずに専門業者に駆除を依頼することが、間違いないのではないでしょうか。
蜂は、種類によって攻撃性が違い危険度も違ってきます。
しかし、蜂に刺されるとアナフィラキシーショックを引き起こす、過去に蜂に刺された経験がある場合、死に至ることもあります。
このことから、蜂の巣を発見した場合は速やかに専門業者に駆除を依頼することが大切です。
4月から5月は、蜂の攻撃性が低いことから、巣作りの予防や駆除には適した時期です。
このような機会も生かしながら、蜂の巣を作らせない環境を作っていくことで蜂の被害を減らせるのではないでしょうか。