ゴキブリやネズミなどの駆除・侵入防止のためには、それなりに知識も必要になります。
いくら害虫を駆除しても「予防方法」を知らなければ、またゴキブリやネズミなどの害虫被害に悩まされるでしょう。
害虫駆除など幅広いサービスを提供する専門業者を利用することで、駆除後にアドバイスももらえて人と環境に配慮した生活を送ることができるでしょう。
薬剤をなるべく使用しないためには害虫駆除よりも先に予防、対策に意識を向けましょう。
ここでは、害虫駆除業者もアドバイスする対策方法について解説していきます。
家で発生しやすい害虫について
ひと口に害虫駆除と言っても「危険性」は異なります。ここでは発生しやすい害虫について一部ご紹介します。
・ゴキブリ
対策を優先させましょう。遭遇しやすさ、繁殖率高めの害虫です。
・ハチ
対策を優先させましょう。危険性について非常に高い害虫です。
・シロアリ
対策を優先させましょう。増えやすい害虫であり、木造建築においては被害が拡大します。
・ネズミ
対策を優先させましょう。衛生面に配慮が必要で、病原菌などを室内に持ち込みやすい害虫です。
これら害虫の発生は、これから紹介する対策で抑制することが可能です。
そのためにも活発化する前に対策に取りかかることがポイントになります。
そのような対策についても害虫駆除業者が対応してくれます。
特に、予防が必要になるのはゴキブリでしょう。なぜなら遭遇率も比較的高く、梅雨に繁殖期を迎えるためです。
対策するなら、その前月にするのがポイントです。
害虫駆除としては広範囲の隙間にも入り込む煙剤を使用します。
繁殖能力が高いため、その後、時期を見計らい、再度くん煙剤にて対策すると効果が高まります。
また、予防が必要不可欠となるのはシロアリです。
一匹でも発見したら専門業者に相談し、早急に対応してもらいましょう。
予防法について
害虫駆除前後に取り入れることができる予防方法については以外の通りです。
・網戸やサッシ、換気口などの隙間を埋めたりフィルターを付ける
・掃除機をかける
・害虫が潜みやすい場所に予防用スプレーを吹きかける
・排水管や排水口はキレイにしておく
など、非常に多くの予防方法があります。なかでも不快な思いをしないためには以下に気をつけましょう。
衛生的な環境
害虫が侵入や発生する要因は、ニオイです。生ゴミ、ホコリ、ビールや食べ残り、常温保存する果物などは害虫を発生させる要因になります。
生ゴミはできるだけ早く処分し、ゴミ袋を二重にするなどしてニオイの発生を抑えるように心がけましょう。
また、ゴキブリやネズミは食べカスやホコリも好物です。そのため、掃除欠かさずこまめに行いましょう。
換気
シロアリやゴキブリ、ネズミなどは湿気の多い場所を好みます。
除湿剤を用いることや換気を行いましょう。その際、窓や玄関ドアを半開きにしておくと害虫が侵入してくる可能性もありますから注意しましょう。
侵入経路は外からなので、水たまりにも配慮をしましょう。外構まわりに水が溜まっていると、ボウフラ(蚊の幼虫)が発生するおそれがあります。
ダンボールや紙袋はすぐに片付ける
まとめて処分するためにため込みがちなダンボールは害虫の温床になります。早めに処分しましょう。
害虫対策グッズを使用
害虫駆除業者に相談するだけでなく、日頃からできる対策は害虫対策グッズを取り入れることです。
予防と駆除の両方を準備しておくと安心できます。
もちろん、害虫対策の薬剤は適用害虫が決められています。そこもしっかり確認しておきましょう。
おわり
いかがでしたか。できる予防方法を取り入れることで快適な暮らしができます。
しかし、害虫は繁殖能力も高いため、一度害虫駆除業者に駆除作業を依頼し、その後、適した予防方法を取り入れることをおすすめします。