私たちの暮らしを脅かす害虫には、ゴキブリ、ネズミ、シロアリなどがいます。
健康被害にも繋がるため、発見次第、害虫駆除業者に相談しましょう。
しかし、業者に依頼する前にできる予防や対策もあるので、まずは、こちらでチェックしてみましょう。
害虫について
ゴキブリ、ハエ、コバエなどの害虫は、害虫駆除業者に依頼するだけでなく、予防や対策も可能です。
この手の害虫は病原菌を持っているので、これら害虫が触れてしまった食品を誤って食べてしまうと、食中毒になる恐れがあります。しっかり予防や対策をはかりましょう。
ダニ、ノミ、蚊、ハチ、ムカデなどの害虫は、噛んだり、吸血するタイプです。
肌にかゆみや腫れ、炎症を起こすことがあります。
ペットや小さなお子さまのいる家庭ではしっかり予防や対策をはかりましょう。
なお、ハチに限っては害虫駆除業者にて駆除を検討しましょう。
シロアリは住宅の土台や柱など、木材を食害して建物の耐久性を低下させる恐れがあります。
こちらは対策はもちろん、新築なら予防を徹底する必要になる害虫です。
発見次第、害虫駆除業者に早めに相談しましょう。
害虫対策
ゴキブリやネズミなどの害虫は、夏に活動が活発化します。
場所を選んでホウ酸による対策はおすすめです。
しかし、小さなお子さまやペットがいる家庭にとっては害虫駆除に薬剤は使用したくないでしょうから、以下の対策をはかってみてください。
生ゴミは、その日のうちに処分
害虫にとっては食料にもなる生ゴミは、夏場はその日のうちに処分するのがベストです。
できない場合には、生ゴミの水気を取り、しっかりと口を塞いでおきます。
なかには臭いが気になるからと、ベランダに生ゴミを放置する方がいますが、害虫を寄せ付けるのでNGです。
こまめに掃除する
掃除は、害虫の食料となるものを排除できます。
特に、キッチンを中心に掃除機をこまめにかけましょう。
段ボールや雑誌などが山積みされていれば、ゴミステーションに持って行きます。
水気、落ち葉、食べカスなどがないように、常にきれいにしておきます。
不快な場所は徹底的に排除しましょう。
入れない予防や対策
ほとんどの虫が外から侵入してきます。害虫が出やすい場所は以下になります。
・玄関や窓
玄関や窓は外気に触れているため、害虫が侵入しやすい経路です。
・室外機
暗くて湿気の多い場所を好む害虫は、エアコン室外機の排水ホースから侵入することもあります。
・換気扇や換気口
食べ物の匂いにつられて、換気扇や換気口から室内へ侵入してきます。
このような場所から侵入してくるので、置き型の薬剤やフィルターを換気口にかぶせるなどの予防や対策を行います。
対策用
害虫駆除剤を用いるのも対策のひとつです。
特に数が多い場合には置型では対処できない場合もあります。
スプレー式の殺虫剤が効果的です。その際、通り道になっている場所にも噴射しておきましょう。(使用上の注意事項をしっかり確認)
ゴキブリ、ダニなどにはくん煙剤もおすすめです。
ホームセンターにも市販されていますが、ペットや小さなお子さま、環境に配慮された薬剤もあるので、安心安全な薬剤をスタッフから選んでもらうと良いでしょう。
ただし、シロアリは害虫駆除業者に任せましょう。専門業者なら、予防や対策にも長けています。
まとめ
いかがだったでしょう。
害虫駆除業者に任せるべきは、家屋に甚大な被害が及ぶ可能性のあるシロアリや害獣、毒性の高いハチなどです。
比較的、ゴキブリ程度なら優秀な薬剤により駆除できます。
予防や対策は、室内外を不衛生にしないこと。こまめに掃除をしてきれいを維持しましょう。