誰もが一度はお部屋に害虫を発見したことがあるのではないでしょうか。
家で害虫を見つけたときは、恐怖のあまり叫んでしまいそうになりますよね。
そのようなとき、害虫駆除を業者に依頼することも検討されるはずですが、果たして効果が出るまでにどれくらいの期間を必要とするのでしょうか。
今回は、害虫駆除をしてから効果が出るまでの期間と、効果が持続する期間を解説していきます。
害虫駆除を検討される方は、ぜひ参考にしてみてください。
害虫駆除とは?
害虫駆除とは、一般家庭やお店で発生した、害のある虫を駆除することです。
一般的にはゴキブリやシロアリ、ダニなどを害虫として駆除することが多く、特殊な薬剤などを散布して虫の発生を長期間防ぎます。
害虫を放っておくと、健康被害や建物へのダメージの原因ともなり得るので、早急に対処しなければなりません。
市販の殺虫剤なども出回っていますが、本格的に害虫駆除を行いたい場合は、専門の害虫駆除業者に施工を依頼すると良いでしょう。
害虫による代表的な被害
害虫による被害は、さまざまなところで見受けられます。
ここでは、害虫による主な被害をご紹介しますので、発見された際は速やかに対処すると良いでしょう。
ゴキブリ
ゴキブリは繁殖力と生命力が強く、飲食店などの店舗で発見された際は、大きなイメージダウンにつながりかねません。
また、ゴキブリはさまざまな場所を動き回るため、衛生的にも良いとはいえないでしょう。
ダニ
ダニは肉眼で視認することはできないため、なかなか対処が難しい害虫です。
ダニはアトピー皮膚炎や喘息などの健康被害につながり、住んでいる人の健康を害します。
皮膚に噛み付くことで体が大きくなるマダニなどは、刺されてからしばらく経って気が付く場合が多いため、注意が必要です。
発見し次第、害虫駆除を依頼すると良いでしょう。
シロアリ
シロアリは建物の床下から侵入し、木材の中心をトンネルのように食べていきます。
しばらくの間は表に出てくることはなく、建物の内部で数を増やし続ける厄介な虫です。
シロアリは建物の損壊などにつながるため、経済的なダメージを被るだけでなく、自然災害が起こった際には建物の崩壊リスクもあり、住んでいる人の安全を脅かします。
害虫駆除をしてから効果が出るまでの期間
害虫駆除には、薬品を直接散布する散布作業と、ゴキブリの通り道となる場所に特殊な薬剤を置く充填作業があります。
それぞれ効果が発揮されるまでの時間が異なり、散布作業は直接的に薬品を撒くため、すぐに効果が出るでしょう。
一方、ゴキブリの通り道などにジェル状のデイト剤を設置し駆除する方法は、デイト剤を食したゴキブリの死骸や糞を別のゴキブリが食べることでドミノ式に駆除していきます。
そのため、効果が出るのに時間がかかる傾向にあるようです。
害虫駆除はどれくらい持続する?
害虫駆除の効果が持続する期間は、どれくらいなのでしょうか。
散布作業で一般のご家庭を害虫駆除した場合、防除効果は約半年〜1年ほどの期間が見込めます。
店舗の場合は、4か月〜半年ほどの期間です。
しかし、害虫は繁殖力の強い虫も多く、一度ではなかなか根絶に至りません。
害虫の根絶を目指すのであれば、定期的な害虫駆除が必要となります。
また、シロアリなどの厄介な害虫は、再発した場合の対策として、一定の期間はアフターフォローのある害虫駆除業者を選ぶと安心です。
まとめ
害虫駆除は、散布作業をしたあと、すぐに効果が発揮されます。
虫の発生を防ぐ防除効果が続く期間は、約半年〜1年ほどです。
害虫は放っておくと被害が広がり、深刻な問題へと発展します。
健康状態を悪くしたり、建物の劣化を早めることにもなるので、害虫を発見したら早急に対処しましょう。
市販の殺虫剤でもある程度は駆除できますが、徹底的に害虫駆除をしたい場合は、害虫駆除を専門に行う業者に依頼してみてください。