ゴキブリが人にもたらす害が意外と多いことをご存じでしょうか?
昔から、一匹のゴキブリを見つけたら100匹以上居る、と言われていますが、
その通りで、巣でのゴキブリは次々と卵を産み個体数を増やしていくのです。
また、ゴキブリの卵はカプセル状の卵鞘というものに入っており、駆除しづらくなっています。
今回は、ゴキブリの被害について実際にどのような内容があるのかご紹介します。
被害内容について
ゴキブリが発生することで起こる被害として、
衛生面の被害、健康上の被害、経済的な被害の大きく3つに分けられます。
それぞれ、どのような被害なのか、詳しくご紹介します。
衛生面の被害
衛生面の被害として挙げられるのは、ゴキブリが持ち込む雑菌や細菌による被害です!
ゴキブリが屋内に侵入する経路としては、よく窓や勝手口などが挙げられます。
しかし、もっとも多い経路としては。実は排水口や流し台のシンクなのです。
排水口や流し台のシンクは、常にしめっているため、雑菌や細菌の温床となります。
これらの場所を通過してきたゴキブリが屋内に侵入すれば、
自ずと雑菌や細菌も持ち込まれてしまい、私たちが食べる食料にうつってしまいます。
健康上の被害
健康上の被害として、先程説明した、ゴキブリが持ち込む雑菌や細菌によって影響が出るのが病気となります。
食中毒を引き起こすサルモネラ菌のほか、赤痢菌やチフス菌などがあり、様々な病気の要因となってしまいます。
また、ゴキブリのフンや死骸が呼吸の際に体内に取り込まれて、
喘息やアレルギーの原因となることが確認されているので注意が必要です。
経済的な被害
意外に思われるのが、経済的な被害です!
ゴキブリは雑食で、紙なども食い散らかすため、
貴重な古書や絵画のような美術品に被害が出ることが考えられるのです。
また、温かい場所を好むので、冷蔵庫などの電化製品の裏側に潜んでいることもしばしばあり、
電化製品の裏側で、ゴキブリが大量発生することでコンセントやケーブルといった配線に影響が出て、
電化製品の故障にも繋がるのです。
さらに飲食店の場合は、ゴキブリが発生したとのうわさが流れると、店の評判を落としかねません。
ゴキブリの被害を防ぐには
ゴキブリの被害を防ぐには、まず、屋内にゴキブリを侵入させないことです!
ゴキブリの侵入を防ぐ方法や、侵入したゴキブリの駆除についてご紹介します。
ゴキブリの侵入を防ぐ
ゴキブリの侵入を防ぐために、まずは、侵入させない環境を作ることが大切です。
ゴキブリが集まりやすい場所としては、
台所、浴室、床下、本棚などの裏、放置された段ボールが考えられます!
ゴキブリは湿った温かい場所を好むので、ホコリや湿気の溜まった場所が大好きです。
流し台にある生ゴミはこまめに捨てて、シンクも掃除をして清潔に保ち、侵入を防ぎましょう。
また、ハーブなどゴキブリの嫌がる匂いがあるので、
そういったものを利用して、寄せ付けない工夫をするのもおすすめです。
ゴキブリが侵入してしまったら
流し台などを清潔に保って、ハーブなどを利用していても、ゴキブリが侵入してしまうことがあります!
家の中で1匹でもゴキブリを見かけたら、
実際には巣が作られて、何十匹のゴキブリが潜んでいると言われています。
この場合、ゴキブリの巣から駆除が必要となります。
最近では、市販の薬剤で巣から駆除できるものがあるので活用すると良いです。
専門業者の対応が必要な場合
市販の薬剤を使ってもゴキブリの姿をみかけることがありますが、
この場合、巣の数が多かったり、巣まで届かないなど、何らかの理由で効果がないことが考えられます!
このような場合は、専門の業者にの対応を依頼すると良いです。
専門の業者に依頼することで、適切な駆除をしてもらえるのでおすすめです。