害虫や害獣と呼ばれる生き物は、さまざまな種類が存在します。
これらは、私たちの身近に存在し、人の生活や、家畜、ペット、作物などさまざまなものに対し直接の害を与えるものです。
害虫や害獣が発生することには、さまざまな原因があります。
害虫や害獣は、しっかりとした対策方法によって駆除を行うことが重要です。
適切な駆除を行わないと、直接刺される、不衛生、農作物が食い荒らされるなど、さまざまな害を及ぼされてしまいます。
市街地など人の暮らしのそばに存在するコウモリ
害虫や害獣がいる中、コウモリの存在に対しても困ることがあるのではないでしょうか。
コウモリは、害獣ではなく害虫を食べてくれる益獣とされています。
コウモリは鳥獣保護管理法という法律によって保護されています。
そのためコウモリを駆除してしまうと、罰が科せられてしまいます。
コウモリが生息している所は、人がいない場所に生息しているのだろうと思われがちです。
しかし、小型コウモリは民家の近くなど、さまざまな場所に生息しています。
コウモリの生活場所となるのは、自然の洞窟、岩の割れ目、トンネル、廃坑、防空壕、民家など、さまざまな場所です。
コウモリには、非常に多くの種類がいます。
イエコウモリ、アブラコウモリと呼ばれる種類は、私たちの暮らしのそばにいます。
建物の瓦の下や天井裏、換気口といった場所に侵入し生息しています。
他にも、橋の下、倉庫など、さまざまな建造物の隙間などに住みついています。
このように、コウモリは人が暮している市街地などを中心として、さまざまな場所にいます。
コウモリが侵入し住みつくことによって、糞害に悩まされます。
コウモリの糞は、病原菌などの繁殖素となります。
コウモリが住みつくことにより不衛生になるため、コウモリを発見した場合には速やかに正しい方法で駆除することが重要です。
勝手に駆除することができないコウモリ
私たちの暮らしのそばにいるコウモリは、蚊をはじめとする害虫を食べるため益獣といった役割があり、直接人に被害を与えることはありません。
しかし、家の天井裏や壁の中に侵入し住みついてしまった場合はコウモリの騒音などにより被害を受けることもあります。
コウモリは、集団で行動するためコウモリの数が増えてしまいます。
そのため、コウモリの糞や尿によって汚される、悪臭の原因となってしまうことがあります。
実際にコウモリの住処には、大量のコウモリの糞が残っています。
大量の糞にはダニが発生し、病気の原因となってしまう可能性があります。
しかしコウモリは、鳥獣保護管理法という法律によって保護されているため勝手に捕獲などをしてはいけません。
コウモリを捕獲する場合には、申請書類などを作成し自治体に届出を行う必要があります。
コウモリを駆除する時には、コウモリを駆除する技術だけに限らず、駆除後に建物への侵入を防ぐこと、病原菌を残さずに殺菌消毒を行うことが大切です。
コウモリの駆除を進める時には、時期が大切です。
コウモリの子育てシーズン、冬眠シーズンを除いた時期に駆除する方法がおすすめ。
子育て、冬眠シーズンを除いた春と秋がコウモリ駆除にピッタリなシーズンです。
コウモリ駆除では、薬剤などを使用して徹底的に追い出す方法がよいでしょう。
コウモリは、私たちの暮らしのそばに存在しています。
コウモリは、蚊などの害虫を食べてくれる益獣です。
しかし、民家などに侵入して住みつかれるとコウモリの数が増え、糞害に悩まされることもあるでしょう。
コウモリの糞は不衛生になり、放っておくとダニなどの発生源になってしまう可能性があります。
対策をしっかりと行い、適切な方法で、コウモリ駆除をすることによって衛生的に気持ちよく過ごせるのではないでしょうか。