ゴキブリが出てきたとき、あなたなら丸めた新聞紙やスリッパで駆除しますか?しかし、慌ててスリッパを取って叩こうとすると結局逃がしてしまうこともありますよね。そのようなときの対策用として速効性のあるジェット噴射する殺虫剤を常備しておくのがおすすめです。しかし、対策をしていてもゴキブリが出てきたときは慌ててしまいますよね。今回はゴキブリ駆除や対策についてご紹介します。
殺虫剤について
ゴキブリの駆除には殺虫剤を対策用として常備します。どのような種類の殺虫剤があるのかというと、くん煙剤やくん蒸剤です。ゴキブリは夜行性で、暗くなってから現れます。また、暖かく狭い場所を好む性質があり、大部分のゴキブリは日中は隠れているため、どこにいるのか分からないと思います。突然現れても困るため、対策法としてはゴキブリをまとめて駆除することにあります。殺虫剤の種類として、くん煙剤やくん蒸剤なら成分が部屋の隅々にまで行き渡るので効果抜群です。
くん煙剤
煙はミクロの殺虫成分です。広範囲の隅々にまで届きやすく、火を使用せずに水を使用するタイプなので安心して使用できます。
くん蒸剤
エアゾールが噴射されるタイプです。多くの市販されている殺虫剤が、足で踏むタイプです。こちらは水が不要、煙も発生しないことで、マンションでも使用しやすいタイプです。
ゴキブリ駆除の準備について
殺虫剤を使用してゴキブリ駆除を行うなら、準備万端で臨みましょう。微細な殺虫成分が部屋に行き渡るため、部屋の中に薬剤に弱いものがあれば、事前に新聞紙やビニールシートなどで養生します。例えば、薬剤が直接かからないように食品は冷蔵庫や戸棚に入れます。観葉植物は外に出し、液晶テレビはビニールシートをかけましょう。また、煙感知タイプの殺虫剤は、火災報知器に反応しないように注意が必要になります。火災報知器にカバーをかけましょう。
対策するために使用するにしても、ゴキブリはわずかなすき間からほかの部屋に逃げてしまう可能性もあります。ゴキブリが逃げ込む場所を与えては本末転倒です。各部屋、同じタイミングで駆除を行うのが効率的です。
駆除してからの対策について
ゴキブリを駆除できてからは、2~3週間後に再度殺虫剤を使用します。というのも、ゴキブリの卵が残されている可能性もあるからです。ゴキブリの卵は、硬い殻に守られているので薬剤が浸透しません。卵が孵るのが2~3週間後なので、そのタイミングで再度使用して対策しましょう。また、死骸などが落ちているので、換気をしながら掃除機をかけておきます。
ゴキブリについて
一般家庭で見かけるゴキブリは、クロゴキブリです。1年かけて成虫になるので、定期的に駆除するようにしましょう。ちなみに、普通の殺虫剤が効きにくいゴキブリもいることをご存知でしょうか。薬剤に強いのはチャバネゴキブリで、わりに都会でその生存率の高さが問題視されています。だからこそ、専門業者に駆除を依頼する対策も考えてみましょう。巣ごと駆除したい、死骸は見たくない、そうしたゴキブリ退治も引き受けてくれます。もちろん、一般家庭のみならず、飲食店などの事業主からの依頼にも応えてくれる業者なので相談しましょう。
まとめ
ゴキブリが現れないように日頃からキレイにしておく必要もあります。しかしながら、ゴキブリは外から簡単に侵入してくるため、部屋をキレイにするだけでは対策としては万全ではありません。定期的に、駆除業者にゴキブリ・害虫駆除をお願いするのもおすすめです。安心安全の薬剤を中心に、駆除してくれます。