株式会社ベクトル

ダニ対策について①

 

間違ったダニ対策

ダニは目では見えず、駆除できたのか分かりづらい害虫となります。

間違ったダニ対策を確認し、正しい知識を身につけましょう。

 

天日干し

天日干しはダニ駆除の効果はさほど高くありません!

ダニは50℃で死滅しますが、天日干しによって50℃以上になるのは布団の表面だけなので、

危険を察知したダニは布団の奥へと逃げ込んでしまい駆除出来ないのです。

そして、布団を叩くことで、生きているダニは余計奥へ逃げて対策が難しくなります。

また、ホコリなどが出てくることでアレルギーの原因にもなるため、布団は叩かないようにしましょう。

 

布団用掃除機

布団用掃除機では、ダニ駆除の観点ではあまり効果的ではないことが多いです。

ホコリやダニの死骸を吸い取ることができるため、アレルギー対策にはなりますが、

生きてるダニは掃除機では吸えないのです!

しかし、ダニを死滅させた後であれば掃除機で吸えるため、ダニを死滅させてから使用しましょう。

 

洗濯・水洗い

洗濯で効果があるのは表面にいるダニだけです。

実は、奥に逃げ込んだダニにはあまり効果がないのです。

ダニは水にはさほど弱くない上に繊維にしがみつくため、洗濯をしても生きているダニにはさほど効果がありません。

 

 

駆除剤を使用した効果的なダニ対策

なかなか手ごわいダニですが、正しく駆除剤を利用すれば効果的に駆除できます!

 

くん煙・くん蒸タイプ

手軽に部屋全体のダニを死滅させたいならくん煙・くん蒸タイプの駆除剤がおすすめとなります。

細かい殺虫成分が部屋の隅々まで行きわたるため、一度利用すれば部屋全体のダニを駆除することができますよ。

和室用・子供部屋用など用途に分かれてタイプがあるので、使用したい部屋によって使い分けることでより効果的で安全です!

部屋の中には薬剤や微粒子に弱いものもあるので注意しましょう。

例えば、食品は冷蔵庫もしくは戸棚にしまう、ペットや植物は外に出す、

テレビは新聞紙やタオルをかけて微粒子が入らないようにするといった工夫が必要となります。

また、部屋に煙感知型の火災報知器がある場合には、カバーをかけて煙が直接触れないようにしてください。

使用後は部屋中にダニの死骸が散漫し、ダニの死骸はアレルギーの原因になるため、掃除をしてくださいね。

 

スプレータイプ

部分的にダニ対策をしたい場合はスプレータイプがおすすめです。

枕やソファーなど、普段から手に触れるものには、

アレルギーテスト済みのものを利用すれば人体への心配も少なく、日常的に使用できます。

また、速乾性のものは使用後もべたつきませんし、香りはハーブやソープの香りのものもあります。

畳に刺して使うスプレータイプもあり、畳の奥に逃げ込んだダニごと、内部から駆除するタイプもあります!

畳は掃除機をかけただけでは、内部のダニまでは駆除できないため、

一度畳の内部までダニを駆除してから掃除機をかけると効果的となります。

 

パウダータイプ

カーペットなどをスプレーの液などで濡らしたくない場合におすすめなのがパウダータイプです。

カーペットに掃除機をかける前に、パウダー状の駆除剤をまくだけでダニを死滅させられ、

そのままパウダーごと掃除機で吸えるのです。

パウダーに利用している殺虫成分も人体に危険の少ない成分なので安心です。

 

ゲルタイプ

できるだけ殺虫成分のあるものは使用したくない方へのおすすめはゲルタイプです。

ゲルタイプは、ダニの嫌いな匂いを発するので、置いておくだけで床全体にダニを寄せ付けない効果があります!

天然由来成分を利用している場合は、人体への影響も心配ないため安心です。

 

シートタイプ

シートタイプは、押し入れやタンスの中など、他の殺虫剤が使いづらい場所におすすめです。

シールタイプやプレートタイプなどがあり、ダニの嫌がる匂いを発して寄せ付けないようにしてくれるのです。

効果は約1か月持続するため、枕などの寝具に貼っておくことも効果的です。

 

 

次回もダニ対策についてご紹介します。